「平和を願う鐘つき」が9日、登戸の長念寺で行われた。主催したのは「たま九条の会(田代浩一代表)」。共催はすげ九条の会、生田9条の会。約20人が参加し、平和への願いを唱えながら鐘をついた。
今年で第7回目となるこの催しは、日本国憲法第9条にちなみ9月9日の午前9時9分に平和への願いを込めて開催されている。
参加者は「憲法9条は世界の宝」「子どもや孫を戦争に行かせないぞ」「日本が戦争をしませんように、世界が戦争をしませんように」と各々の願いを叫んだあと、力強く鐘を鳴らした。
参加した小島修さんは「地元のなじみのお寺で行われると、(戦争や憲法に関する問題が)より身近な問題だと感じる。地域で地道に活動している人たちと、平和への想いを通い合わせるのに大切な催しだと思う」と話していた。
参加者らは鐘をついた後、長念寺住職小林泰善さんの講話に耳を傾け、「宗教と戦争」などをテーマに活発な質疑応答や議論を交わし、平和への思いを新たにした。
主催した「たま九条の会」の世話人田代浩一さんは「昨年、戦争法施行を経て平和への思いが強くなった。これからも憲法9条の大切さを訴えていきたい」と話していた。
この催しは北海道の函館が発祥とも言われ、全国各地で平和を祈って鐘を鳴らしたり、集会を開いたりしているという。区内では同日、日本キリスト教団生田教会(小田急「読売ランド前」駅そば)でも平和を願う集いが催された。
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