神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2016年9月16日 エリアトップへ

等々力陸上競技場 ACLで客席4割減も ゴール裏無観客の可能性も

スポーツ

公開:2016年9月16日

  • LINE
  • hatena
選手とサポーターが一体で戦うためにも対応が急がれる
選手とサポーターが一体で戦うためにも対応が急がれる

 サッカーJ1・川崎フロンターレが来年、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した際、ホームグラウンドである等々力陸上競技場の観客席2万7495席のうち、約4割の1万386席が使えないことが分かった。大会を主催するアジアサッカー連盟(AFC)が2017年からルールの徹底化の方針を示したことから判明。同競技場を所有する市は、最重要課題と位置付け、対応を検討する。

 AFCでは観客席の座席に30cm以上の背もたれを設けることを規則で定めている。このルールを2017年から徹底する方針をAFCがJリーグを通じて各クラブに通達したことから、等々力陸上競技場での「背もたれ問題」が発覚した。

 目下、リーグ戦首位の川崎フロンターレは、このまま好位置をキープすれば、来年のACLへの出場はほぼ確実とみられる。

 同競技場を所有する川崎市によると、来年のACLでは座席総数の2万7495席のうち、バックスタンド1階の3782席とサイドスタンド立ち見席の6604席が使用できないことになるという。現状のまま試合が行われた場合、Jリーグのチケット代をもとに試算すると、約1900万円の損失となる。 

 ACLルールでは観客席が5000席以上あれば試合は成立するが、特に1階のゴール裏はチームサポーターが集まる場所であり、「市民の皆さんと選手で作りあげる等々力の一体感ある雰囲気が損なわれてしまう」と川崎フロンターレは危機感を募らせる。

 例年、初戦は2月に行われることから、市では最重要課題と位置付け、フロンターレとともに協議を図りながら対応を決めるとしている。

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

人身事故 前年比3割超増

麻生警察署

人身事故 前年比3割超増

県ワースト2位 高齢者多数

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CFに初挑戦、資金募る

4月12日

ボトル販売、実現へ

かわさきそだちワイン特区

ボトル販売、実現へ

規制緩和 観光振興も期待

4月12日

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook