生田緑地の魅力向上への取り組みが、第36回「緑の都市賞」緑の市民協働部門で、市内初となる最高賞の国土交通大臣賞を受賞した。市民や地域団体、大学、指定管理者など54団体が参加し、課題解決を目指す会議の手法に焦点が当たった。
受賞したのは3者連名で生田緑地マネジメント会議と、指定管理者の生田緑地運営共同事業体、川崎市生田緑地整備事務所。これまで展開されていた、緑地に関わるさまざまな活動や企画を一堂に集める形で、2013年4月にマネジメント会議が発足。年1回の全体会のほか、運営会議や自然環境保全管理会議など、目的や取り組みごとに年数回の会合が開かれている。
ブランド化へ連携
受賞を受け、同会議の薬袋(みない)奈美子会長(日本女子大学准教授)は「生田緑地は人が手入れをすることで多様性を持つ『自然』、『知の泉』である博物館、心の栄養『アート』が生活を豊かにする平成の里山。多くの人が支え、維持されている里山的空間をより良くする場として、今後も活動を続けていく」と語る。生田緑地整備事務所では「運営会議の今年度テーマでもある緑地の『ブランド化』を目指して、将来像のイメージを共有できれば」と同会議に期待を込める。
同会議の会員で民家園通り商店会の岩野正行会長は「多くの人が楽しめる場にするために、ルールを守って集客できるイベントを企画していければ」と話す。
公益財団法人都市緑化機構が主催し、緑豊かなまちづくりや環境改善、景観向上などを評価する緑の都市賞。今回は緑の市民協働部門、緑の事業活動部門、緑のまちづくり部門の全3部門に45件の応募があった。表彰式はきょう11日、明治記念館で行われる。
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