生田の五反田神社で恒例の例大祭が、今月16日と17日に催された。台風に見舞われた宵宮の16日は子ども太鼓の渡御（とぎょ）、本祭の17日は神輿の渡御がそれぞれ中止に。雨の中、昨年に続き和太鼓集団「未来太鼓道場」（登戸）のメンバーが、迫力ある演奏を両日にわたり披露し、来場者を魅了した（写真は16日）。
五反田神社奉賛会の磯野清会長は「神輿の渡御は扇睦会が１年間活動してくれた証でもあるので、中止になってしまったのは残念」と話し、「この地で生まれ育ち、先人たちが守り続けてきた神社に携わることに責任感と喜びを感じている。（行事に参加する）子どもたちにとって、一生の思い出になるよう今後も尽くしたい」と思いを語った。未来太鼓道場の小林政高代表は「地元の例大祭に今年も出演することができて嬉しい」と話した。
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