多摩区版 掲載号:2017年12月8日号
  • googleplus
  • LINE

多摩消防団増田副団長 35年重ね、藍綬褒章 井田団長に続き2年連続

社会

 2017年秋の褒章で藍綬(らんじゅ)褒章を受章した、多摩消防団副団長の増田朝光さん(65)=写真。菅馬場で生まれ育ち、1983年に入団して30年以上、消防活動を続けてきた。同消防団からの藍綬褒章は、団長(当時副団長)の井田哲芳さん(67)に続き2年連続。

 区内の稲田分団5班、生田分団4班の9班に団員158人が所属する多摩消防団。菅班で副団長として7年目の増田さんは「町会とも密に連携しながら、地域単位の防災訓練にもっと力を入れていきたい」と語気を強める。

 東日本大震災が発生した2011年、市内で初めて設けられた機動部隊の隊長に今年度から就任。団員らが所有するユンボ(重機)や投光器、発電機などを活用し、災害時に道路をふさぐ土砂の撤去などを行う。これまで出動歴はないが、町会の防災訓練に参加するほか、年数回の訓練にも力を入れる。

 会社勤めで玩具の営業をしていたが、30歳で退社して18代目として果樹農家を継ぐと、声がかかってすぐに消防団へ。「あの頃、地元は火災が多かった」。入団したその日に火事が起き、急いで現場に直行。何も分からない中、先輩に大声で「ホース持ってこい」と命じられた当時のことは、今も記憶に残る。

 35歳で班長になったが、年上の団員が多く、対立することもしばしば。時には「お願いします」と頭を下げ、お酒を飲みながらコミュニケーションを重ね、次第に打ち解けていった。「先輩の息子が入団してくることもあって、地域のつながりを感じた」と振り返る。年2回発行の広報紙「消防団だより」初代責任者として広報部長を3年、後に警護部長、庶務部長を務めた。

 多摩区にはなかった消防団OB会が年内に発足予定で、来年11月には団が50周年を迎える。来年度は女性団員の班を新設し、10班に増やす計画だ。「消防活動は署の職員だけでは足りない。地域のことを考えると、消防団が持つ役割は大きい」と思いを込めた。

消防大会に参加する増田副団長(中央)、井田団長(左)ら=6月、団提供
消防大会に参加する増田副団長(中央)、井田団長(左)ら=6月、団提供

多摩区版のトップニュース最新6件

「空き家」判定に640軒

川崎市

「空き家」判定に640軒

2月16日号

音楽と絵 個性込め

磨けば光る多摩事業

音楽と絵 個性込め

2月16日号

子ども、経済活性に注力

川崎市予算案

子ども、経済活性に注力

2月9日号

エコ競う全国大会へ

区内3団体合同チーム

エコ競う全国大会へ

2月9日号

高校生 初の議員体験

川崎市議会

高校生 初の議員体験

2月2日号

田園調布大と協定

長沢地区

田園調布大と協定

2月2日号

12月オープン!川崎寺子屋食堂

2月18日(日)に新年度・生徒向け説明会!詳細は電話044・299・7474

http://terakoya.or.jp/

<PR>

多摩区版の関連リンク

あっとほーむデスク

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

市民参加の人情喜劇

市民参加の人情喜劇

3月 劇団辻シアター

3月10日

多摩区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年2月16日号

政治の村で詳細情報発信中

お問い合わせ

外部リンク