薬物依存症者への治療回復プログラムを行う「川崎ダルク」(岡崎重人施設長)が今月9日、感謝の集いを市総合自治会館で開いた。
依存症回復に取り組む利用者のほか、来賓として横浜保護観察所や中原区と高津区保護司会の関係者など約130人が参加。NPO法人川崎ダルク支援会の藤原忠興理事長は「本日は川崎ダルクに関わる皆様に参加いただき、感謝申し上げます」とあいさつした。
高津区更生保護女性会の会員により食事がふるまわれ、スライドショーでの活動報告やダルク利用者の体験談のほか、アトラクションも披露された。岡崎施設長は「イベントを開いたことで、参加者の一体感が強まった。多くの方に支えられていることが実感できてよかった」と語った。
川崎ダルクは2004年に設立。武蔵新城駅近くに施設を構え、薬物依存症者の回復支援や相談を行う。
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