大賞作品などが収録された冊子を手にする井々井楠梨さん
相鉄グループによる、沿線をテーマにした初のコンテスト「鉄道小説大賞」で、生田在住の井々井（いいい）楠梨（くすり）（本名・前田和宏）さん＝人物風土記で紹介＝が相鉄賞を受賞した。題名は「君が電車になった日」。出身地の上星川駅周辺を舞台に、溝蓋のグレーチングを線路に見立て電車になりきる男児と、母親の温かい日常を描いている。
コンテストはプロ・アマ不問で、沿線の人や自然の魅力を伝える２千字〜１万２千字程度の短編小説。募集期間は昨年８月から約３カ月半で、国内外から４７５作品が寄せられた。一次審査を経て大賞１作品、優秀賞と相鉄賞が各２作品、本屋特別賞１作品が選出。横浜市内で先月、授賞式が開かれた。
一次審査通過作品は公式サイト（【URL】https://www.tetsudoshosetsutaisho.com）で閲覧可。
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