二ヶ領せせらぎ館(宿河原)そばの多摩川河川敷で4月20日、川崎河川漁業協同組合によるアユの放流体験が行われた。子ども向けの体験は同会場では初めて。バケツやホースで約4千匹の稚魚を放流した。
同組合では繁殖事業の一つとして、毎年4月中旬にアユの放流を実施。高津区宇奈根付近のほか、せせらぎ館近くで放流を続け、同館の水槽にも展示してきた。今回、同館を運営するNPO法人多摩川エコミュージアム(松井隆一代表理事)が子ども向けの体験企画を提案。組合の厚意で、自然体験の場を提供する「かわさき水辺の楽校」の番外編として実現した。
当日は近隣保育園の園児や小学生など約100人に加え、父母ら150人近くが参加。手や網で稚魚をバケツに移し、多摩川に流した。参加した宇津木麻央さん(11)は「アユを触るのは初めて。元気にたのもしく育ってほしい」と話していた。
同組合ではこの日、計2万4千匹を多摩川に放流。竹仲密昭組合長は「今年の稚魚は大きく、多摩川で20〜30センチに成長する。見守っていってほしい」と思いを話した。同NPOの五十嵐豊さんは「予想より多くの親子が参加。来年も開催できたら」と期待を寄せた。
稚魚は、せせらぎ館内の水槽にも約100匹展示。7月には、水辺の楽校で投網による「鮎とり体験」を企画している。
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