妙楽寺の境内を彩るアジサイ＝８日撮影
アジサイの名所として知られる妙楽寺（長尾３の９の３）で６月16日（日）、恒例の「長尾の里あじさいまつり」が開催される。同実行委員会主催、多摩区観光協会後援。
妙楽寺は「あじさい寺」の名で親しまれ、境内には28種、約千株のアジサイが植えられている。溝江光運住職は「開花はほぼ例年通り。まつりでは満開の状態を楽しめるのでは」と話す。
周辺の道路沿いにも多くのアジサイが並び、地域住民が手入れを行っている。今月８日には、長尾の里あじさい保存会や長尾町会環境美化部のメンバーらが下草刈りと清掃を実施。保存会の井田光政会長は「周辺をきれいにしたいという思いで、アジサイ植樹のための募金活動を昨年から始めた。協力していただけたら」と呼びかける。
今年で22回目となるまつり当日は、長尾こども太鼓の演奏でスタート。花のポットがもらえるスタンプラリーや地場産野菜の販売、飲食の模擬店、野外で茶をたてる野点など、多数の企画が用意されている。本堂では写真や生け花、長尾小６年生の絵画作品を展示。実行委員会の鈴木久夫委員長は「区内外から、幅広い世代の人に来てもらいたい」と話している。
まつりは午前10時から午後２時まで。雨天決行。当日は公共交通機関を利用とのこと。
問い合わせは【電話】０４４・９２２・３６５３。
下草刈りをする関係者
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