生田浄水場用地の有効利用について、川崎市上下水道局と地域住民との「意見交流の集い」が6月4日、生田浄水場内の事務所で開かれた。同局職員と区民ら約30人が集まり、意見を交わした。
生田浄水場は、長沢浄水場に機能を集約させるため2016年に閉鎖。同年、整備計画に基づきスポーツ広場等の整備を行う民間事業者の公募を行ったが、応じる事業者はなかった。以降も住民向けの説明会や意見交流会が重ねられてきた。
市上下水道局は整備計画を今年3月に改定し、今月28日までの期限で事業者を再公募。改定版ではグラウンドやテニスコートの整備について制限を緩和し、スポーツ施設の用途に幅を持たせた。
今回の交流会では、改定後の整備計画について説明があった後、意見を交換。地域住民からは「市内に子どもが遊べる場が少ない、さまざまな体験ができる場にしてほしい」「民間事業者の整備エリアにも無料で集える場をつくってほしい」など、多数の声が挙がった。
市上下水道局は「実際には事業者の提案で整備内容が決まってくる。決定後も業者任せにせず、局として働きかけていきたい」と説明。交流会を企画した(仮称)生田浄水場用地の有効利用を考える会の上山順光さんは「局とはこの間、何回かやり取りをしてきた。今後も機会を設けてもらえたら」と話していた。
同局は事業者が決定し次第、改めて住民説明会を開催するとしている。
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