多摩区版 掲載号:2019年6月28日号 エリアトップへ

登戸土地区画整理 「北向(きたむき)地蔵」光明院へ 遷座供養に住民ら40人

文化

掲載号:2019年6月28日号

  • LINE
  • hatena
移転前の北向地蔵(左)と馬頭観音
移転前の北向地蔵(左)と馬頭観音

 登戸駅の西側、駅前商店街を抜けて旧津久井道に出る道の角に鎮座する「北向地蔵」と「馬頭観音」。登戸土地区画整理事業に伴い、600メートルほど離れた光明院(登戸1253)への移転が決まり、6月18日には移転遷座の供養が行われた。

 「子育て地蔵」として地域で親しまれてきた北向地蔵は、江戸時代の1757年に建立。北の方角を向いた地蔵は全国的にも珍しく、昭和の初めまで地元の佐伯釣具店に置かれた後、吉田会計事務所に移った。道路の改修などを理由に1931年、馬頭観音(1827年建立)とともに現在の場所へ移転。1966年には地元地権者や有志が奉賛会を立ち上げ、浄財によって屋根や外柵が整備されてきた。

 土地区画整理が進むと同時に奉賛会の高齢化もあり、移転の話は以前から出ていたという。「役所や個人宅など移転先を検討したが、管理の継続が課題だった」と同事業担当者。そこで、奉賛会が光明院に受け入れを打診。道路の拡幅工事が始まる7月を前に、移転が決まった。

 供養には周辺住民や区画整理の関係者ら約40人が参加。光明院の森崇峻副住職が執り行い、「皆さんが見やすい本堂の目の前に移る。またお参りにきてください」と語りかけた。石像のもとに花を供え続けてきた地元住民の松浦サト子さん(71)は、「小さいころからずっと見てきた。迎え入れてくれる光明院さんに、本当に感謝している」と思いを語った。

 供養を終え、屋根や柵はすでに解体。今後は、はす向かいの吉澤石材店で一時的に管理し、光明院へ移転する。同石材店代表の吉澤光宏さん(54)は、「毎日のようにお参りされている方も多かった。残念だが、大切に移転したい」と話していた。

遷座供養に参列した近隣住民ら
遷座供養に参列した近隣住民ら

多摩区版のトップニュース最新6

ドラえもん装飾で賞

小田急線 登戸駅

ドラえもん装飾で賞 経済

グッドデザイン100に選出

11月8日号

水没品 市費修復へ

川崎市市民 ミュージアム

水没品 市費修復へ 文化

9万点は保険補償外

11月8日号

緑と20年、新時代を歩む

岡本太郎美術館

緑と20年、新時代を歩む 文化

式典に100人 期待の声

11月1日号

賞金で市内被災地支援

川崎F

賞金で市内被災地支援 スポーツ

ルヴァン杯優勝 心一つに

11月1日号

浸水被害 区内で350件

台風19号

浸水被害 区内で350件 社会

菅・堰 罹災(りさい)証明臨時窓口も

10月25日号

8割が「レッド指定」か

土砂災害警戒区域

8割が「レッド指定」か 社会

県調査、多摩区は136区域

10月25日号

機能・役割 検証へ

市立・公的医療8施設

機能・役割 検証へ 社会

井田病院、国から「議論必要」

10月18日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月1日0:00更新

  • 10月25日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

心と体の健康管理

心と体の健康管理

30日 武田病院

11月30日~11月30日

多摩区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月8日号

お問い合わせ

外部リンク