多摩川とその流域の環境保全等に関する調査や研究に対する支援として、公益財団法人東急財団(越村敏昭理事長)が先月18日、今年度の助成金贈呈式を開催した。
同研究助成事業は今年で45回目。「とうきゅう環境財団」など3団体が4月に統合し、東急財団として初めての贈呈式となった。今回はおよそ60件の中から学術研究20件、一般研究8件を採択。新規研究としては、マイクロプラスチック存在調査や下水処理水の影響評価など18件が選ばれた。
明治大学農学部(東三田)の元木悟准教授の研究も前年度に続き助成を受けた。のらぼう菜やアスパラガスなど、地域在来野菜について研究する元木准教授は「研究は順調に進んでいる。成果が地域在来野菜の普及や地域振興につながれば」と話している。
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