多摩区版 掲載号:2019年8月30日号 エリアトップへ

民生委員児童委員 市内96人 任期満了へ 高齢化、担い手不足に課題

社会

掲載号:2019年8月30日号

  • LINE
  • hatena

 民生委員児童委員の一斉改選が12月に行われ、川崎市では96人が任期満了を迎える。前回改選時は年齢要件の引き上げで任期満了による退任者はいなかったが、欠員は200人を超えた。今回は退任者の増加により前回以上の定数割れが見込まれる。

 民生委員児童委員は高齢者宅の訪問、子育てや介護の相談対応、専門機関の紹介など住民と行政のパイプ役を担う。川崎市では各区の候補者を厚生労働省に推薦し委嘱を受け、3年に1度、全国一斉改選が行われる。

 市内の委員数は定数1799人に対し、7月1日時点で欠員253人。70代の担い手が4割以上を占める。市は前回、再任の年齢要件を75歳未満から例外的に77歳未満に引き上げ人員確保に努めたが、今年の改選で前回再任された96人が77歳以上となるため任期満了で退任する。市民生委員児童委員協議会の冨岡茂太郎会長(77)は「各町内会で候補者を集めているが、町内会に入っていない大型マンション等も増え、選出が難しい地区もある」と話す。

 厚労省によると2017年度、全国の民生委員の年間「訪問・連絡活動回数」は1人あたり約164回、行事参加など「その他の活動件数」は約114件だった。市内でも「介護との両立が難しくなった」「会議が多い」といった声が聞かれ、負担の重さも担い手不足の一因となっている。宮前区で24年間活動してきた老門聰子さん(78)は「欠員が増えると委員がいない地区も出てくる。担当地区に加えて他地区を担わなければならない場合もある」と話す。

 市担当者は「負担軽減のためにも人員確保が重要」とし、市政だより等での広報に注力。8月下旬から9月末までは各区の候補者をとりまとめる市推薦会を3回実施する予定だが、状況次第で回数を増やすなどし、人員確保に努めていく考えだ。

多摩区版のトップニュース最新6

「まちのひろば」見本示す

多摩SDC

「まちのひろば」見本示す 社会

子ども食堂や音楽ライブ

7月10日号

生田東高 2人が受賞

万引き防止ピクトグラム

生田東高 2人が受賞 教育

県警ら初のコンテスト

7月10日号

実施校 目標の3分の1

川崎市寺子屋

実施校 目標の3分の1 教育

計画7年目、新設進まず

7月3日号

生田緑地 区域変更へ

遊園跡地都市計画

生田緑地 区域変更へ 経済

説明会に50人超、意見交換

7月3日号

レジ袋有料化で転機

商店会エコポイント

レジ袋有料化で転機 経済

新たに「SDGs」啓発へ

6月26日号

熱中症・コロナ 対策両立を

熱中症・コロナ 対策両立を 社会

市、ツイッターで注意喚起

6月26日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月10日0:00更新

  • 7月3日0:00更新

  • 6月26日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年7月10日号

お問い合わせ

外部リンク