緊急事態宣言で事務所を閉じている多摩区ソシャルデザインセンター(多摩SDC)の学生スタッフらが5月8日、区内の保育園に約200枚のマスクを配布。コロナ禍でも働く人たちを支えようと、手作りのマスクで感謝を伝えた。
多摩SDCは3月、地域の中間支援機関として区役所1階に開所したが、4月上旬から閉鎖。区の提案もあり、福祉事業者などと連携してマスクを地域に届ける方法を模索する中で、SDCの学生スタッフが自主的に製作をスタートさせた。
日本ライフケア(麻生区)など地元企業から材料の提供を受け、ゴールデンウィークを中心にマスクを製作、回収。個包装で「最前線で働く人に感謝」のメッセージを添えた。今月8日は、なかのしまのぞみ保育園や登戸ピノキオ保育園、ぶどうの実登戸園など、7件ほどを巡りマスクを配布。同日夕方には登戸駅で、同じメッセージカードを挟んだポケットティッシュの配布も行った。
「何か役立つことはないかと、学生を中心にメンバー皆が考えて行動してくれている」とSDCの岡本幹彦代表。学生スタッフの伊藤直人さんは「社会を維持するために働いている人に少しでもほっとしてもらえたらうれしい」、間瀬葉月さんは「コロナの中で行うのはかなり悩んだが、自分たちにできることを明確にすることが大切だと思った」と振り返った。
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