市内在住の花火師ら有志が7月25日(土)、悪疫退散を願う「多摩川希望の花火」を河川敷で打ち上げる。人の密集を避けるため会場は非公表。午後7時30分から8時30分の間で5分程度を予定。
企画した谷古宇正啓さん(高津区在住)は、東京都で花火企画夜光屋を経営。繁忙期に花火大会を手伝う臨時作業員の技術向上を目的に「点火祭」と称した打ち上げを多摩川河川敷で毎夏行っているが、今年は安全面を考えて中止に。谷古宇さんは先月、全国各地で一斉に花火を打ち上げるプロジェクトにも参加。隅田川で仲間の打ち上げを手伝い、多くの人の期待を感じたことから多摩川での実施を決意した。谷古宇さんは「自宅から多摩川の方を見て、少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話す。
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