生田浄水場用地の山側、生田5丁目に面した山下川で8月4日、1匹の小さなタヌキが保護された。当初は夏バテしたかのように、ぐったりとした様子。しかし4、5日後、元気にえさを食べられるまでに回復した。
保護したのは、鈴広興業(生田3丁目)社長の鈴木廣義さん。川沿いにある作業場の近くで、弱ったタヌキを見つけた。「家族で移動するタヌキをよく目にするけれど、1匹で元気がなかったので保護。暑い中、川に落ちて動けなくなってしまったのでは」と鈴木さん。話を聞いた知人の山田康元さんが経過を撮影。山田さんは「生後1カ月未満の子どもと思われる。親からはぐれたのかもしれない」と話す。鈴木さんはタヌキの回復状況をみて、自然にかえすつもりだ。
かわさき宙と緑の科学館によると、タヌキは多摩区や麻生区、宮前区など緑の残る地域で多く確認されるという。「夜行性のため人目に触れる機会は少ないが、事故にあって死んでいたり、病気にかかって弱ったタヌキが見つかることがある」と同館。館内ではタヌキの剥製を展示している。
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