川崎市は、プレミアム商品券「川崎じもと応援券」を新生児に配布することを決めた。今年4月28日から12月31日までに生まれた新生児が対象。
国が1人当たり10万円を給付する特別定額給付金の対象外となった新生児に対し、支援を要望する市民の声に応える。同期間に約9千人が生まれると想定し、新生児1人につき2冊、計1万8000冊の配布を見込む。市こども未来局の担当者は「応援券を使うことで子育てをする親には地元の良さを知ってもらい、店側には地域で子育てをするような意識を持ってもらいたい」と話す。
6割満たず3次販売へ
市は応援券の販売を87万冊予定しているが、2次募集が終了した8月13日時点で47万3876冊にとどまる。市はあくまで「売り切る」とし、2次募集の販売期間(9月7日から20日)終了後、3次販売を予定。販売数を伸ばすために、利用店舗や臨時窓口などでの直接販売も視野に入れる。利用期間は現状来年1月31日までだが、3月31日まで延長する予定だ。
利用店舗の申し込み状況は、8月24日時点で3651店舗。飲食店が1200店舗で約3分の1を占める。多摩区は459店舗が登録されている。
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