新型コロナウイルス感染症の発生が今月、川崎市内で再び増加。市は警戒を強めている。
市の発表によると、11月2日から8日までの陽性者は、前週比50人増の127人。9日から15日までは181人と急増し、週ごとの集計数では過去最多。16日以降は3日間で104人にのぼった(18日時点)。
緊急事態宣言後、再び感染が拡大した7月から8月にかけては、週ごとの陽性者数は8月3日から9日までの155人をピークに減少。9月14日から20日に144人を記録したが、それ以降はほぼ100人以下で推移していた。今月に入り、増加幅が拡大している状況だ。
市健康福祉局は「感染者が増えると重症者も増えてくる。これから寒くなるが、換気をして3密を避ける行動やマスクの着用、手洗いなど対策し、自分からうつさない行動を今一度徹底してほしい」としている。
神奈川県内では14日に累計陽性者1万人を突破。県は陽性者の受け入れ医療機関に対し、病床拡大を要請する医療アラートを発令した。
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