多摩区の自治会活動に貢献した川崎善太郎さん(86)が、地縁による団体功労者として今年度の総務大臣表彰を受賞。区食品衛生協会・常務理事の岩野正行さん(74)と、菅のそば店・丸花京王駅前店は厚生労働大臣表彰を受け、荻原圭一区長に受賞を報告した。
川崎さんは1991年から菅町会の会長を16年間務め、多摩区町会連合会会長や市全町内会連合会副会長といった要職を歴任。退任後も市防火協会連合会会長を担うなど、数々の功績が認められた。11月30日に区長を訪ねると、区町連の濃沼健夫会長と吉田輝久副会長、松本英嗣副会長も参列。濃沼会長は「地元のリーダーとして大きな業績を残し、大変頭が下がる思い」と言葉を贈った。思い出話に花を咲かせ、川崎さんは「忘れていた昔のことを思い出した」と笑みを見せた。
厚労大臣表彰の岩野さんと、丸花の今井恒雄さん(45)は11月26日に区庁舎を訪問した。民家園通り商店会顧問の岩野さんは、和菓子店「三吉野」を49年経営。区食品衛生協会の役員を30年以上務め、会員増強や後進育成に力を入れてきた。岩野さんは「商店会の一大イベント『食の祭典』は区食品衛生協会の協力があって実現している。再来年の区制50周年に向けて、地域をさらに発展させたい」と語った。
だしにこだわり菅で35年営業する丸花は、店舗清掃の項目設定や習慣化が評価対象となった。今井さんは「曜日ごとに重点ポイントを設定し、マンネリ化しないよう日々の清掃に反映させてきた」と説明。区食品衛生協会の2会員の表彰を受け、荻原区長は「会員育成や衛生管理で、他店の模範になる功績。協会と地域の発展に向けて、これからも協力をお願いしたい」と期待を込めた。
例年は各省で表彰式が行われるが、感染対策のため中止。荻原区長が表彰状を伝達した。今年度の地縁による総務大臣表彰は全国で150人、市内2人が受賞。食品衛生の厚労大臣表彰は全国185人のうち市内3人、施設は全国108カ所で丸花が市内唯一だった。
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