川崎市立日本民家園で6月20日、「民家園防災デー」として、多摩消防署の協力のもと消火訓練が行われた。来園者が見守る中、建物への延焼を防ぐ装置(ドレンチャー設備)の放水試験も実施された。
会場となった旧太田家住宅は1990年7月、生田緑地内の打ち上げ花火が原因で焼損。これを教訓として、同園の古民家にはドレンチャー設備が配置されている。
訓練では、太田家に隣接する見晴らし台方面の草が不審火で出火したと想定。消火栓を使った初期消火に続き、ドレンチャー設備による放水で延焼防止を図り、システムの作動状況を確認した。放水にあたっては住宅の破損を防ぐため、周囲をシートで囲むなど養生を施した。
同園の渋谷卓男園長は「とにかく火災を起こさないことが第一。お客さんにも見てもらい、文化財を火災から守る大切さを知ってもらえたと思う」と振り返った。
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