任期満了に伴う川崎市長選挙(10月10日告示、24日投開票)で、現職の福田紀彦氏(49)が6月23日、3選を目指して立候補する意思を表明した。無所属で政党推薦は受けない方針。マニフェスト(選挙公約)の発表時期は未定としている。
同市長選への出馬表明は福田氏が初。同氏は市議会最終日に「私は次期、川崎市長選挙に改めて挑戦すべく決意を固めた」と表明。希望する市民に対する早期のワクチン接種、コロナ後を見据えた市民生活や地域経済への対応に力を注ぐとし、「川崎市の第二創業ともいうべき時期になると考えている。私自身も進化する」と語った。
共産 候補擁立へ
福田氏の出馬表明を受けて、共産党は独自候補者を擁立する構えを見せている。党関係者によると、7月上旬にも発表する予定という。
一方で自民党、立憲民主党、公明党は態度を保留。今後、市長選に向けて協議する考えを示している。(6月28日起稿)
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