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多摩区版 公開:2022年7月1日 エリアトップへ

中野島つながり愛 7年目、課題を検証 協議会 「周知不足」解決へ

コミュニティ社会

公開:2022年7月1日

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グループで意見を出し合う参加者
グループで意見を出し合う参加者

 世代を超えて支え合う仕組みを考える「中野島多世代つながり愛プロジェクト」が、今年で7年目を迎えた。今年度は、昨年度抽出した地域課題の解決について検討を重ねようと、6月27日に第1回協議会を開催。プロジェクトの周知不足を議題に意見交換し、新たな一歩を踏み出した。

 同プロジェクトは2016年に始まり、地元町会や社会福祉協議会、民生委員、学校、保育園など、現在21団体が協議会に所属。あいさつ運動や横断幕掲示、フォーラム開催などに取り組んできた。18年に国の助成による専門機関の手を離れ、地域団体と区が運営を続けている。

 昨年度は今後取り組むテーマを明確化するため、3回の協議会で地域課題を抽出。プロジェクトの目標「子どもの健やかな成長の喜びを全ての世代が共有できるまち」の達成に向けて、【1】出かけ先が少ない・行きにくい【2】情報収集の困難さがある【3】プロジェクトの周知が足りない【4】防犯への取り組み――の4つを優先課題とした。

具体化 一歩ずつ

 先月27日の協議会には地元団体と区職員ら28人が参加。優先課題の一つである周知不足に対し、4つのグループに分かれて意見を交わした。個人や各団体ができることとして、「小学校等で子どもや保護者にアンケートを取ることで知るきっかけづくりに」「いろんな団体が関わっていることが各広報の際のアピールポイントになる」「各活動に他団体が入り込むことでゆるやかなつながりが生まれるのでは」といった声があがった。

 初年度から携わってきた中野島地区社協の田村弘志会長は「ずっと取り組んできた地元のメンバーが主体となり、今年はどこまでやるのか考えることが必要。目標に向かって一歩一歩進むしかない」と強調。中野島町会の石山元一会長は「具体的に何かやらないと先に進まない。団体間の隙間を埋められるようなアクションができれば」と話していた。

 次回の協議会は7月25日。年間を通じて各団体での実行と報告、年度末の評価につなげていく。

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