マラカスを使って踊る園児ら
カリタス幼稚園（中野島）が６月30日、同学園講堂で「てづくりコンサート」を開催した。園児の親子約１６０組のほか、未就園児など55組ほどの親子も参加し、共に音楽に親しんだ。
川崎市幼稚園協会と神奈川県の「地域開放推進費補助事業」として、同園が取り組む「子育て支援講演会」の一つ。きっかけは２年前、コロナ禍の休園中になじみある歌を楽しんでもらおうと、教職員が６枚のＣＤを制作。このＣＤを基に昨年、教職員による歌と演奏でコンサートを開いた。好評を得て、２回目の開催に至った。
聖歌や楽器についての解説を交えながら、教職員が「おもちゃのチャチャチャ」「君をのせて」「はたらくくるま」など、さまざまなジャンルの23曲を披露。園児や来場者が事前に制作したマラカスを持ち、一緒に踊る場面もあった。ギター演奏や歌声も披露した木田まゆみ園長は「教職員一人ひとりのパフォーマンスと共に、子どもたちと保護者と一緒につくったコンサート。子どもたちが自由に表現する姿を見て、音楽の良さを改めて感じた」と振り返った。
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