事例みてまちづくり参加へ 今月11日、区役所でまち協がイベント
「多摩区まちづくり協議会」（本多正典会長）と多摩区役所が今月11日（祝）、イベント「まちカツ！」を多摩総合庁舎で開く。まちづくりに役立つ講演会や昨年から始めた取組み「多摩★まち大学」の活動報告、市民団体の交流会などが予定されている。
「多摩区まちづくり協議会」とは、区内の地域課題の解決や魅力向上を多摩区役所と協働で自主的に実践している市民グループ。２００８年６月に発足し、公募で選ばれた区民や推薦で選ばれた市民団体のメンバーで構成する。現在は第２期メンバー30人が３つのプロジェクトに分かれて活動している。同イベントは区民に日頃の活動内容を知ってもらい、市民活動への参加を促すのが目的。
「多摩区の観光資源・地産地消のマップづくり」プロジェクトは、多摩区の魅力を知ってもらうために農産物の直売所と隠れた観光資源満載のマップ配布とホームページ公開をしている。
「多摩の居場所ふらっと」プロジェクトは、様々な世代の人たちが集う「場」を設け、多くの世代の人たちが繋がっていくことを目的としている。
区内の市民団体のつながりづくりをめざす「まちづくりネットワーク応援隊」プロジェクトは、各団体が抱える悩みを解決するための情報交換の仕組みづくりに取組んでいる。
イベントでは田園調布学園大学の村井祐一教授の講演会「元気のいいまちづくり―地域を知れば、仲間ができる！」も開催される。地域で元気に活動していくには何が必要かなどを話す。
本多会長は「今回は普段の活動をＰＲできる機会も設けた。我々がどのような活動をしているか区民の方にも関心を持って参加してもらいたい」と話している。
会場は多摩区総合庁舎11階会議室。時間は午後１時から４時30分まで。一般参加は無料で先着１００人。申込みは不要、直接会場へ。
問合せは多摩区役所地域振興課まちづくり推進係（【電話】０４４・９３５・３１４８／【FAX】０４４・９３５・３３９１／【メール】71tisin@city.kawasaki.jp）まで。
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