区内の小中学生12人が先月28日、二ヶ領用水宿河原堀で清掃活動に取り組んだ。川崎市社会福祉協議会が進めているボランティア体験の一環。地域の住民らと交流を楽しみながら汗を流した=写真。
小中学生は「二ヶ領用水宿河原堀を愛する会」の清掃活動に参加。川沿いを歩きながら底に沈んでいるゴミを見つけると道具を使って取り除いた。中からはCDや洋服など様々なものが回収された。清掃活動後には、同会のメンバーが草や葉を使ったバッタやトンボ作りを子ども達に教えていた。
今回初めて参加したという鎌田悟史君(11歳)は「きれいに見える川だけど実は汚れているところもあった。傘とか割れた水槽なんかもあって、なんでこんな物を捨てるんだろうって思った」と話していた。
多摩区社会福祉協議会の担当者は「ボランティアの人たちと一緒に活動することで子どもたちにも刺激になったはず」と話した。
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