20年ぶり計画改定 二ヶ領用水
川崎市は22日、二ヶ領用水総合基本計画を約20年ぶりに見直した改定案を発表した。社会情勢や周辺の土地利用の大きな変貌に対応するため、市民と協働で取組む施策を盛り込んだ。
今回の改定案では基本理念を「水文化都市川崎の創造」として、基本方針に▼川崎の宝として二ヶ領用水を守る▼地域の魅力づくり・活性化に二ヶ領用水を活かす▼市民に身近な二ヶ領用水を整える―の3つを掲げた。
3区間に分け、特色にあわせた施策を展開する。多摩区にかかる「久地円筒分水より上流の区間」は農業用水の面影を生かしながら、より良い状態で後世に継承していくことをめざす。「久地円筒分水から鹿島田の区間」は地域の歴史を生かしつつ、河川区域に余裕がある部分の親水整備をめざす。「鹿島田より下流の区域」では再開発事業などを契機に消失した産業用水の再現を進める方針。
優先的に早期着手をめざす先導事業には▼周辺状況にあったフェンスの改修▼樹木の更新▼水路や旧水路跡を歩くイベントの開催▼二ヶ領用水に関するHPの創設▼勉強会・講座等の開催――などを盛り込んだ。計画の進捗を管理するため、13年度に市民や学識経験者、行政などで構成する推進会議を設置する。
市はこの計画案について、12月10日から市民の意見を受け付けるパブリックコメントを実施する。
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