宿河原堀で灯籠流し 親子らが願いや祈り
二ヶ領用水宿河原堀で16日、夏の風物詩「灯籠流し」が行われた。６００個以上の灯籠が水面を照らし、幻想的な雰囲気に包まれた＝写真。主催は宿河原町会・子供会。
子ども連れの家族ら地元住民が参加。手づくりの灯籠に先祖への供養の思いを書き込んだほか、イラストや願い事を書き込んだ子どもも多くいた。ゆっくりと流れる灯籠に参加者は手を合わせたり、写真を撮ったりしていた。
同町会の三竹隆雄会長は「当初は先祖供養のための行事だったが、時代の変化とともに願い事を書く人が増えている。こうした取り組みによって参加者同士の顔見知りが増え、地域活性化や防犯防災のまちづくりにもつながっている」と話した。
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