リーダーの育成や支援を目指した川崎市老人クラブ連合会(藤原司理事長)による研修会が先月29日、中原区にあるエポックなかはらで開催された。
多摩区など市内7区の団体幹部ら約130人が参加。高齢化が進む地域の中で見守りや支え合い活動について話し合い、クラブの活動意義を確認した。
この日は講師に福田紀彦市長が招かれ、「地域包括ケアシステム構築に向けた取り組み」をテーマに講義。福田市長は「地域包括ケアとは、近隣住民同士の絆を結び直すような作業。高齢化社会の中、日常的に顔の見える関係づくりが大切。情報共有や地域の見守りに力を貸してほしい」と参加者に呼びかけた。
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