お祓いを受ける地域住民ら
菅の八雲神社で今月15日、伝統行事「お日待ち講」が行われた。地域住民が参拝に訪れ、１年の健康を祈願した。
「お日待ち講」は本来、決まった日の夜に近隣の仲間が集まって籠り明かし、日の出を拝む行事。菅では毎年１月15日の午前中に集まり、住民同士の親睦を深めながら無病息災を祈る場として続いている。
当日は住民らが正月飾りを持ち寄る中、主催の菅氏子会が甘酒や団子を振る舞った。社殿で神事も行われた。
菅氏子会の上原宏也会長は「今でも継続しているのは珍しい。後世に伝えたい」と話していた。
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