神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(同会長)は先月27日、福祉車両の贈呈式を神奈川県遊技場協同組合会館で開いた。式典後には寄贈した福祉車両を披露した。
寄贈は1985年の神奈川福祉事業協会設立以来、福祉車両の購入助成として継続。この事業を県民に広く周知しようと、08年から一般公募方式を採用し、今年で10回目。今回は児童福祉施設と障害福祉施設に2台ずつ、老人福祉施設に5台の計9台が寄贈され、これまでの台数は273台にのぼる。
式典で伊坂理事長は「福祉車両の寄贈をはじめ、社会貢献は『継続は力なり』との思いで続けている。寄贈車両は、大切に利用してほしい」とあいさつ。(社福)誠幸会の鈴木一誠理事長は「財政状況が厳しい中で福祉車両の寄贈は、大変ありがたい。大切に使いたい」と語った。
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