横浜八景島・海の公園で今月9日に行われた「第34回神奈川県中学校女子駅伝競走大会」で2位に輝いた市立稲田中学校は、初の関東大会に挑む。川崎市大会では27年ぶりに優勝し、県大会でも躍進。12月1日の大舞台で、1都7県から集う33校の頂点を狙う。
市大会に出場する駅伝部のメンバーを決めるため、稲中では夏休み明けの8月末に選考会を実施。選抜された男女52人で練習を重ねてきた。補欠各3人を含むレギュラーメンバー男子9人、女子8人が今月4日に等々力陸上競技場で行われた市大会に臨み、女子は5区間の1〜3区で区間1位を獲得した。
駅伝部女子のレギュラーメンバーは3年の部長・村上彩楽(さら)さん、ルブラス恵美里さん、相馬幸音さん、2年の藤崎希美さん、吉田望乃(のの)さん、松本瑠璃さん、1年の笹本菜月さん、小林羽愛(はな)さん。笹本さんと吉田さんはバスケットボール部、松本さんはソフトテニス部、相馬さんはソフトボール部、ほか4人は陸上部という構成だ。市、県大会ともにルブラスさん、藤崎さん、笹本さん、吉田さん、村上さんの5人が出場した。
村上さんは県大会翌日の10日、福島県で行われた東日本女子駅伝の神奈川代表として大学生らに交ざって出場。1区を1位で走ったキャプテンの責任感と人間性に惹かれたという。「そんな存在になりたい」と話し、関東に向けて「このメンバー8人で出られる最後の大会。チームで一つになって走り切りたい」と意気込む。村上さんと共に、駅伝部として3年目のルブラスさんは、周りへの気配りもできるようになってきたという。「県でタイムを伸ばせなかったのでリベンジしたい」と力強く語る。
駅伝部に携わる教員は、陸上部顧問の荒井秀太総監督をはじめ20人ほど。選手の栄養管理などを担う保健体育科の中野遥奈教諭は「力を出し切れば優勝を狙える。持っている底力に期待したい」と思いを込めた。
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