北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父・滋さんが6月5日に亡くなったことを受け、遺志を継ぐ写真展が7月4日に開始。市内10カ所で企画され、1カ月を超える会期に幕を下ろした。
多摩区では区庁舎1階で8月5日から7日、登戸駅南北自由通路で同8日に開催。5日には約200人がパネルの前で足を止めた。展示では、滋さんが撮影しためぐみさんの写真が並んだほか、映像や書籍、市が取り組む拉致被害者家族支援の紹介も。妻・早紀江さんのあいさつ文には、「再会を果たせず無念の思いを抱きながらこの世を去った、横田滋や他の拉致被害者家族のためにお祈りいただき、引き続き『拉致問題解決を!』の声を上げていただければ」と記されていた。
川崎市は07年から定期的に写真展を行ってきたが、今回は短期間に集中して巡回。市民館等に限らず、駅前で展示するなど多くの人の目に留まるよう工夫したという。拉致被害者の救出を求める「ブルーリボン」の展示も工夫の一つ。市担当者は「幅広い世代の方々に関心を持ってもらいたい」と思いを話した。
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