イルミネーションとサンタ姿の中野さん＝21日
野戸呂稲荷神社（菅野戸呂）にほど近い住宅地で、ひときわ目立つ一軒家のイルミネーション。家の高さに相当するクリスマスツリー型の電飾や数々のキャラクターたち、グラスタワーにプロジェクションマッピングまで、多様な装飾が光り輝く。ドアを開け、サンタクロース姿で出てきたのは住人の中野清さん（74）だ。
「10年くらい前に始めて、どんどん飾りを増やしている。夢を持つ子どもたちに喜んでもらいたい」と中野さん。妻の弘美さん（56）が先導し、ハロウィンの時期から自宅を装飾。子ども会のハロウィンパレードでも、かぼちゃやおばけを飾り付けて子どもたちを迎え入れた。12月22日には、地元の幼稚園に通う15人ほどが中野さん宅を訪問。中野さんはサンタ姿で登場し、お菓子を配って来訪者を楽しませた。
今回のイルミネーションは正月ごろまで続ける予定という。中野さんは「コロナで落ち込んでいる今、少しでも気分転換になれば」と思いを話していた。
中野さん宅を訪ねた子どもたち＝22日、保護者提供
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