高津区宇奈根付近の多摩川で昨年6月に釣れ、二ヶ領せせらぎ館(宿河原)の水槽に展示されてきた黄金色のナマズ。市が公募した名前がこのほど選考され、千件を超える応募の中から「たまずん」に決まった。
体長60センチ、黄金色の肌と「への字」の口が特徴のナマズ。川崎河川漁業協同組合(竹仲密昭組合長)理事の唐澤睦雄さんの知人が釣り上げ、市民に見てもらおうと翌週には同館へ寄贈した。「一人じゃ持ち上げられないくらい重かった」と唐澤さん。竹仲組合長は「小さくて黄色いナマズはいるが、ここまで育つのは珍しい」と話す。
市は昨年11月から12月にかけて、「多くの人に親しまれる」等を条件に名前を募集。応募総数1046件の中から12件に絞り、同館を運営するNPO法人多摩川エコミュージアム(松井隆一代表理事)と「川崎市水たまキッズ」の小学5年生が審査。川崎市立東菅小学校の工藤杏珠さん(3年)ほか39人が名付けた「たまずん」に最高順位が付いた。
2月23日、名前への思いが最も優れているとして、表彰を受けた工藤さんは「多摩川とナマズを組み合わせた。『ん』が付いていた方がかわいい」と笑顔。同NPOの松井代表は「この館を通じて多くの人に多摩川を愛してもらいたい。命名してもらえてよかった」と思いを語った。
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