五穀豊穣や疫病退散を願う「菅の獅子舞」が9月9日、菅薬師堂で開催された。鎌倉時代から続く伝統の舞を一目見ようと、多くの観客が集った。
菅獅子舞保存会が伝統文化を守ろうと、地元の子どもたちに指導して9年目。今年は新たに、菅原一将君(小6)、木村創君(同)、高木涼太君(中1)、山本雪人君(中3)が演舞に挑戦。大学生らによる本番の前に先発隊として登場し、約3カ月にわたる練習の成果を発揮した=写真。
4人はお囃子の笛と唄に合わせ、ダイナミックな舞を披露。獅子らを先導する天狗役を堂々とこなした菅原君は「やっぱり天狗をやりきれたことがよかった。これからも続けたい」と笑顔を見せた。同保存会の宇津木東功会長は「太鼓や獅子は合わせて5キロくらいあり、体力が必要。しっかりできるようになるまでに3年はかかる」としながらも、「よくここまで覚えてくれた。今日が一番良かった」と激励した。
当日は恒例の子ども相撲大会も行われ、多くの小学生が熱戦を繰り広げた。菅薬師奉讃会の廣田健一会長は「皆さんの協力で準備も万端に整い、今年も無事開催することができた」と話していた。
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