GW直前 回復の兆し 再開ロマンスカーで初日3000人下車
小田急電鉄が4/29から5/8までのロマンスカーをほぼ通常通り運行する事を発表した。16日には山口昇士町長をはじめ観光関係者約200人がロマンスカー再開第一号を大歓迎、笑顔と歓声の中、家族連れなど約300人がホームに降り立った。小田急電鉄によると初日は約3000人がロマンスカーで箱根を訪れたという。伊勢原から観光に訪れた女性は「町田まで出て箱根行きのロマンスカーに乗りました、沢山の笑顔が見られて嬉しい」とコメント。旅館・萬翠楼福住の福住治彦さんは「復興の道のりは長い。全力疾走を続ければ体を壊してしまう。しっかりした足取りのために、時には癒しも必要」と語った。
連休は海外旅行が減り関東から西に向かう旅客が大幅に増える見込みで、町内も客足復活の兆しが見えている。箱根園は17日に駐車場が満車になった。「お客様の間には自粛ムードもあるが、笑顔も見え始めている」(同園)という。連休後も「夜のあじさい号」やライトアップが中止するなど震災の影響が続いているが、今年90周年の箱根大文字焼きや、湖水祭り、鳥居焼きまつりは実施の予定。休業中のユネッサンは、22〜23日頃に今後の予定が決定する。
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