レースの灯、再び 有志が「委員会」 12月の開催目指す
芦ノ湖で「グリーンカップモーターボートレース」を開く気運が高まっている。1962年から2004年までの間、毎年レースが開かれ、バブル期の90年代には100艇ほどが出走する盛り上がりを見せていた芦ノ湖。しかし富士スピードウェイでの事故の裁判で競技の主催者責任が見直されるようになり、その影響をうけ2005年以降大会は途絶えていた。
レースの灯が再び点火したきっかけは、千葉で発見されたという第一回大会の金メダル=写真上。第一回大会からちょうど50周年の節目でもある2012年レース開催の声が出始めた。その後湖畔地域の観光協会の間で協議が行われた結果、昨年2月に大会招致を目指す委員会(小林一博会長)が発足。現在は副会長として元箱根・箱根・芦之湯の3観光協会長が支える形で活動している。過去にレースに10回出場し、事務局を務める中島誠人さんは「選手や関係者が集まれば、紅葉後の閑散期における誘客効果もある」と期待する。目指すは、県モーターボート連盟主催による12月7日(金)・8日(土)の二日間の開催。コースは元箱根地域のサーキットと、芦ノ湖全体を巡る耐久の2種-漁業関係者の協力も得て、構想は現実味を帯びつつある。
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