箱根町が平成23年の観光客数を発表 復調の夏くっきり
箱根町が平成23年の観光客数を発表した。宿泊施設などへの調査票や自動車台数調査などを元に集計したもので、観光客総数は前年比88%の1767万人。外国人観光客は前年比47%の6万3千人、修学旅行は旅行先が東日本方面から振り替えられたこともあり、前年比110%の4万7千人。春は震災にともなう計画停電や自粛ムードが大きく影響したが、箱根温泉AIDプロジェクトや特急ロマンスカー復活なども奏功し復調ぶりが見て取れる。昨夏は節電意識の高まりが『涼しい箱根』での観光を後押し。芦ノ湖夏祭りウィークや大文字焼きも予定通り開かれ、記録的猛暑で伸び悩んだ22年夏よりも大きく上回った。秋になりススキ草原は賑わいを見せたが、11月は週末の天候が思わしくなく、また例年に比べ紅葉の色づきが悪かった。これは台風により塩分が山々に吹き付けたのと気温が下がらなかったのが原因だった。
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