箱根西麓 大つり橋、造成始まる 三島市の(株)フジコーが建設、2015年12月オープン
箱根と三島をつなぐ国道1号線沿い(三島市笹原新田)で、このほど「箱根西麓・三島大吊橋」(人道橋)の造成工事が始まった。パチンコ遊技場や飲食店などを運営する(株)フジコー(宮澤俊二社長)の事業で、総工費は30億円。完成すれば全長400m、地上から橋上までの高さは最大70mとなり、大分県九重町にある夢大吊橋(390m)を抜き人道吊橋としては国内最長となる。箱根〜三島間にある観光スポット・山中城址に加え富士山や天城連峰を一望する新名所になりそうだ。橋の付近には公衆トイレや休憩所、ゲートなどを配置し大型車8台を含む377台分の駐車場も整備。年間入場者数180万人を見込む。建設地は25年に全線開通する東駿河湾環状道路の塚原ICから約7分の地。「箱根古道の中間点に観光拠点を配し、地域の発展に寄与したい」と同社。4月に起工し、現在は約4・8ヘクタールの建設地の造成が始まっている。
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