真鶴町 行事統合「海神のまち」へ 新たに「岩・龍宮祭」など年3回開催
真鶴の岩海岸で5月11日に新イベント「岩・龍宮祭」の開催が決まった。町では従来の「頼朝まつり」や「よさこい大漁フェスティバル」を統合する一方で、龍神を祭ってきた町内の伝統を町民イベントにつなげようと準備を進めている。
計画によると浜辺の一角に幕を張り、湯立てなど神事や浦安の舞、雅楽舞を披露するほか、大人向けの振る舞い酒、児子行列や奉納相撲、潮干狩りなどを予定。浜に面した道路にはビールケースを椅子にした朝市風の会場を作り、漁師町らしさを打ち出す。今月10日には参加団体が出そろう見込みだ。町では宇賀一章町長をはじめ各種団体の代表や民間コンサルタントなどを加えた会議を重ね、イベント構想を練っていた。これまでの会議では岩・龍宮祭のほか8月頃の「盆踊り」(会場は真鶴港予定)、秋の「真鶴・龍宮祭」(同)の実施を決定。3つをまとめて「海神のまち豊漁・豊作祭」と命名した。予算は各100万円ほどで、計300万円のうち250万円ほどを補助金でまかなうという。
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