湯河原・真鶴箱根・小田原 犯罪、昨年の１・３倍
箱根・湯河原・真鶴版
公開：2013年10月4日
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バイク盗・自転車盗が数字押し上げる
湯河原・真鶴・箱根・小田原の犯罪件数（１〜８月）が昨年の約１・３倍に増えた事が明らかになった。
自転車盗やバイク盗が約２５０件増え、車上狙いや部品狙いが90件増え、数字を押し上げた。大部分が小田原市内での発生で、犯人は15〜16歳の少年が多い。小田原署生活安全課によると、昨年は窃盗団の摘発などもあったため件数が減ったが、被害の数は２年前に戻りつつあるという。
小田原でバイクや自転車盗が発生している場所は、小田原駅東口や国府津駅・鴨宮駅前、大型商業施設などの駐輪場。午後６時から９時頃に多発している。
湯河原ではバイク盗が増えており（＋13件）、自宅から盗まれるケースも増えている。「自宅では鍵をかけない人がいることを、犯人はよく知っている。キーはつけたままにしないで必ずバイクはハンドルロックしてほしい。自転車は一つの鍵では壊されてしまう。チェーンもつけた方がいい」と同課では呼びかけている。 しのび込みが減った真鶴は「自治会の結びつきが奏功しているのかもしれない。空き巣の性質から犯人が真鶴から出て行った可能性もある」（同課）という。また１市３町では振り込め詐欺も増加。昨年より９件増加の15件で、被害総額は約６４００万円（＋５６００万円）にのぼる。手口は主に手渡し型で、息子や孫を装う。被害者の大半が女性だ。同課では「電話で家族をかたってお金の話をされたら、まず詐欺を疑ってほしい」と話している。
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