湯河原初 企業が育てる森 (株)日本触媒が白銀林道に植林
紙おむつの保水材などを製造する(株)日本触媒(本社/東京・大阪)が社会貢献の一環で湯河原の白銀林道付近で森を育てることになった。企業ボランティアによる育林は湯河原では初。
同社は兵庫県の国有林内で整備や保全ボランティアを続けている。
同社は川崎市に工場を構えていることもあり、県内でも活動の地を探していたという。その後県の行政センターが湯河原町を紹介し、「日本触媒・湯河原万葉の森」(約21・5ヘクタール)のオープンにつながった。
今月上旬には同社員と家族、来賓など約100人が湯河原を訪れ、開所式を迎える。この日植えるのは花粉の少ない杉の苗100本。今後も同社員が定期的に手入れに訪れる予定で、町農林水産課は「観光振興にもつながってほしい」と期待を寄せている。
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