箱根駅伝 往路優勝校に小松石の盾 真鶴町の宇賀町長が発案
真鶴町が1月2日の箱根駅伝で、往路優勝校に地元名産の小松石の盾を贈ることに決めた。宇賀一章町長が2日のレース後の表彰式に加わり、石に大学名を刻んだ上で再度贈呈する。
毎年大会では箱根の山口町長が寄木細工製トロフィーを手渡し、湯河原町はミカンを出場校に贈っている。しかし「下郡3町で駅伝に参加していないのは真鶴だけだった」(宇賀町長)。考えた末に思いついたのが小松石製の盾。早速地元業者に依頼し、先月25日に厚さ約2cm、幅40cmほどの盾が役場に納品された=写真。つるつるに磨き上げた表面に「往路優勝」の4文字が彫り込まれている。町長は石板を抱いて「来年以降はデザインを公募しても良いかも。職人の腕の良さが伝わるはず。名物の干物も活かしたい」と話していた。
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