神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

11〜13日 竹内真治さん(福浦)による写真展 漁師がシャッター 地元の動物たち

公開:2014年1月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
コナラの木の樹液を飲むニホンリス(竹内さんが3年前に撮影)
コナラの木の樹液を飲むニホンリス(竹内さんが3年前に撮影)

 湯河原や真鶴に生きる野生動物の写真の数々が、11日から13日まで真鶴情報センターに展示される。カメラマンは湯河原町福浦に住む竹内真治さん(61)。岡山県出身で23年前に湯河原に転居、これまでに釣り関連の著書を数冊出し、普段は釣り船を経営している。時間があれば一人で山に入り、レンズを構えてきた。撮り始めたきっかけは10年前、林道を散歩していた時に偶然目の前を横切ったリス。「もう野生のリスなんか残っていないと思っていた」という竹内さんはそれから夜間や雪の日も山に入るほどにのめり込んだ。桑の樹の下にサマーベッドを広げてリスを待ったり、野ウサギが野草をかじった痕や、落ちているフンなども探偵のように見つける。

「身近な存在知ってほしい」

 長年撮影に通ううち、リスのいる松が湯河原でいくつも枯れる様子も目の当たりにしたという。「線虫の仕業です。薬を使えば止められるけれど、相当なお金がかかるでしょう。動物たちの声はなかなか伝わらない」。今回は野草やニホンリスやテン、フクロウなどの動物、魚などの写真40枚ほどが展示される予定。竹内さんは「地域の人に、こんな動物たちがいるという事を知ってほしい、地元を好きになってほしい」と話している。
 

巣立ち前のフクロウのヒナ
巣立ち前のフクロウのヒナ

箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

宇宙に輝く「勝俣隆」

宇宙に輝く「勝俣隆」

箱根出身・功績たたえ小惑星に命名

5月1日

蘇るか彫刻の祭典

真鶴町

蘇るか彫刻の祭典

来年の五輪に合わせ、今秋にも公開制作

5月1日

創始者が一万円札に

創始者が一万円札に

箱根温泉供給(株)のルーツ「耕牧舎」創立

4月19日

漫画でわかる土肥実平

漫画でわかる土肥実平

 武者行列で初配布

4月19日

湯河原の由来も万葉集

湯河原の由来も万葉集

「令和」に驚きと期待

4月5日

「あかり」大槌町に出張

湯河原明店街マスコット

「あかり」大槌町に出張

復興中の末広町商店会と交流

4月5日

あっとほーむデスク

  • 5月1日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 1月25日0:00更新

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク