箱根町と真鶴町が今年合併60周年を迎え、湯河原町が昨年4月の60周年を記念したイベントを2月20日に開催する。
国は63年前の1953年に合併促進法などを施行、自治体の数を3分の1に減らすことを目標とした。いわゆる昭和の大合併である。
箱根地域では、箱根町(箱根町、元箱根村、芦之湯村)と湯本町、温泉村、宮城野村、仙石原村が合併を協議。役場の設置場所をめぐり湯本と箱根町の間で意見が合わずに難航したが、合併が決まり、式典などが行われた。町内では記念茶碗や風呂敷などが配られたという。
海側の町村でも合併機運が生まれ、片浦村・岩村・真鶴町・福浦村・吉浜町・湯河原町での検討が行われた。その後片浦が外れて5町村での議論が行われたがまとまらず、湯河原と福浦と吉浜で現在の湯河原町に、岩は小田原との合併も選択肢に入れながら検討を進め、最終的に真鶴と合併して現在の町になった。
湯河原町では2月20日に町民体育館で「脱藩官僚」としてメディアで活動する岸博幸氏の記念講演を開催(午後2時)、夜7時から湯河原梅林で狂言とプロジェクションマッピングのコラボイベントを予定している。真鶴町では60周年を記念したデジタルアーカイブ(昔の写真を集める等)やホームページのリニューアルなどの構想がある。
箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|