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真鶴 隠れアートの祭典 23日間連続 会場つなぎ町歩きも

文化

公開:2016年3月11日

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貴船祭りの御仮屋(殿)を利用した作品「Grace of Tide」と作家の木村幸恵さん
貴船祭りの御仮屋(殿)を利用した作品「Grace of Tide」と作家の木村幸恵さん

 真鶴港一帯を会場にした「真鶴まちなーれ」が5日に開幕した。地元住民などによる実行委(卜部美穂子委員長)が企画したもので昨年に続き2回目。

 街並みから一歩踏み込んだ高台や民家などに8人の作家によるアートが待ち受けている。拠点のコミュニティ真鶴には地元の作家・橘智哉さんによる金属の作品が、「くらしかる真鶴」では本小松石を砕いてモザイクにした鈴村敦夫さん(クレアーレ熱海ゆがわら工房)の作品が見られる。

 港近くの草柳商店では、戦前に建てられた蔵を会場として提供した。光の入らない内部空間に阿部乳坊さんと伊藤昌稚さんが幻想的な船を浮かべ、漆黒の”水底”に長い腕が伸びている。

 毎日2回催行している「アートレジャーウォーク」は「トレジャー(宝)探し」とアートをかけたイベント。港町を縫う細い「背戸道」を歩きながら会場巡りを楽しむ。木村幸恵さんの「Grace・of・Tide」=写真など、参加しないと出会えない作品もある。

 期間中は器の絵付け(12日)や石屋の手仕事体験(12・19日)などのワークショップ、ダンスパフォーマンス(26日)、バケツドラマーのライブ(27日)などイベントが盛りだくさん。詳細はネットで「真鶴まちなーれ」検索を。

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