箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年4月8日
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真鶴・貴船神社の本神輿が改修を終え、31日に新品同様の輝きで境内に戻った。
神輿は戦後間もなく、町の復興を祈って有志が資金を出し合い購入したもの。貴船まつりの際にトラックに載せられて町内を巡っているが、かつては担ぎ手がみそぎの意味も込めて海水につけ、水洗いもしていた。近年は組立式の部材にガタつきも出ていたという。
建造後初となる修理は、東日本鉄道文化財団が費用の一部を協賛。太鼓や神輿の製造などを手掛ける宮本卯之助商店(浅草)に引き渡され、金具や材を取り換えたり金メッキをし直すなどの作業が続いていた。平井義行宮司は「皆さんの思いがこもった神輿が輝きを取り戻し感慨もひとしお」と話す。現在は神輿舎に展示されており、夏の貴船まつりでも披露される。
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