箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年9月8日
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今月24日投開票予定の箱根町町議選に、県内初となる「移動期日前投票所」が導入される。
これまで期日前投票は箱根湯本の町役場1カ所だけだったが、ハイエースの移動式が9月22日と23日に仙石原公民館と湯本の山崎集会所、元箱集会所の3カ所を巡る。「期日前投票所を増やして」という町民や議員の声をうけて町選管が検討、島根県浜田市が山間地で導入したワゴン車投票所を手本にした。こだわったのは「できるだけお金をかけない」こと。公用車のハイエース車内に鍵つきの投票箱と記入用の机を設置する程度で大きな改造はせず、費用は10万円程度で済んだ。当日は投票管理者や立会人2人、町職員4人も同行し、2台のキャラバンで町内を巡る。車の乗降が難しい有権者は職員が介助する。また二重投票を防ぐため、受付の後に本庁舎と連携をとりながら本人確認を行うため、通常よりも数分時間がかかるという。
前回の投票率は観光地の忙しさも相まって62・36%。6730人の投票者のうち、期日前に777人が投票した。選管は「車で巡回すれば投票の啓発にもつながるはず。前回の投票率から数字が上がってくれば」と話している。
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