「プラットフォーム」発足
仙石原で町民参加の街づくりを目指した「プラットフォーム」の2回目が来月開かれる。「基盤」や「土台」などの意味を含む単語を冠した集まりで、官民が連携しながら街づくりの方針やバスターミナル構想などを具体化する。
発足のきっかけは小田急箱根グループが町側に提案した新バスターミナル構想。仙石原交差点付近には御殿場方面や湯本方面、桃源台方面からの路線のバス停が点在し、乗降用の停車スペースもない。これらを仙石原交差点近くの旧仙石原保育園跡地にまとめ、乗り継ぎ地点の利便性向上を図るというもの。同社関係者によると「規模や建物の有無、出入り口などは決まっていない」という。
仙石原にはススキ草原や金時山を訪れる日帰り客も多く、東京五輪前には南足柄と箱根の連絡道が開通。仙石原の街づくりはこうした観光客の落とす金をキャッチできるかどうかにも関わる。町としてはターミナル整備をプラットフォームで話し合い、地域連携のモデルにしたい考えだ。8月2日に開かれた第1回目は地域住民やバス会社の関係者など33人が集まり、参加者には交差点付近の地図(街づくりノート)が配られた。交差点やターミナル整備を中心に、町づくりの希望やテーマなどを自由に描き込んだ上で提出してもらい、10月の会議に反映させる。会議は年明けまで計4回開く予定。
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