箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年2月13日
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湯河原駅近くの明店街からアニメのようなキャラクターが誕生した。その名も「シャッター街の狸姫」。湯河原温泉を見つけて体を癒したと伝わる狸の末裔で、完全な美女に化けられない落ちこぼれ狸という設定。その証拠に頭には耳、尻尾も生えている。
キャラクターを思いついたのは商店街の企画メンバー・横山裕介さん(45)の発想だった。「箱根にはエヴァのファンが来ているが、湯河原にはアニメがない。それなら自分たちで作ろう、と」。アニメ関連のイベントに行ってみると、コスプレを楽しむ人々やファン同士が交流で盛り上がる光景があった。「ゆるキャラ」とは異なる可能性に着目した横山さんは、デザイナーの境ヶ原まるこ氏(愛知在住)に作画を依頼。推敲を重ねて昨年11月にようやく狸姫の姿がお目見えした。
正式デビューは2月22日に明店街で開催される「ぶらん市」。同時にホームページなどで狸姫の物語の書き手や動画の作り手、作詞作曲者などメンバーも募集し、狸姫の存在をさらに色濃くする構想だ。横山さんは「動画で商店街のPR映像にもデビューさせたい。明店街と同じような商店街と組んで、新たなキャラクターも生み出せたら」と話している。
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